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vs中央大2005-2006

ホーム > レポート > 予定&結果2005 > 中央大戦

※すべて手元の集計です。公式記録ではありません。

得点表
日本大 チーム 中央大
44 合計得点 10
前半 後半 ハーフ 前半 後半
22 22 得点 10 0
3 3 トライ 1 0
2 2 ゴール 1 0
1 1 PG 1 0
0 0 DG 0 0
先発メンバー
日本大   中央大
氏名 出身校 NO. 氏名 出身校
有馬 昌弘 3 東福岡 1 麻生 晋太郎 3 岩田
小野 晃司 2 正智深谷 2 諸隈 卓也 4 東福岡
高橋 英明 4 黒沢尻工業 3 藤田 望 3 埼工大深谷
福田 奨 2 日大付属 4 真壁 伸弥 1 仙台工業
馬渕 武史 1 所沢北 5 羽立 直也 4 富良野
松島 直司 2 深谷 6 大西 浩輔 4 大阪桐蔭
大山 貴弘 3 東福岡 7 松本 有史 3 江の川
サムエラ・マフィリオ 1 トゥポ 8 青木 亮輔 4 小倉
倉澤 広一 3 9 片渕 祐介 2 修猷館
松下 馨 4 報徳学園 10 升本 草原 4 東福岡
タウファ・タフィア 4 トゥポ 11 中村 亮介 4 埼工大深谷
三友 良平 1 深谷 12 工藤 仁志 4 大分舞鶴
金川 禎臣 4 福山誠之館 13 有田 啓介 3 東福岡
藤原 丈嗣 4 関西 14 長友 泰憲 2 高鍋
吉田 直史 4 日大藤沢 15 越村 一隆 3 國學院栃木
リザーブメンバー
日本大   中央大
氏名 出身校 NO. 氏名 出身校
和田 光祐 1 盛岡工業 16 菊田 良明 3 仙台育英
中村 圭一 3 盛岡工業 17 武田 亮 2 仙台育英
古賀 太平洋 4 國學院久我山 18 石丸 裕基 4 佐賀工業
蓬莱 賢人 3 19 古賀 慧 3 佐賀工業
山上 泰輔 4 桐蔭学園 20 佐藤 甚 3 仙台育英
中村 誠一 1 東福岡 21 馬場 善友 2 佐賀工業
薬師神 光 2 流経大付属柏 22 池田 隆路 2 佐野
交代
時間 チーム IN OUT
前半5分 中央大 21 馬場 善友 10 升本 草原
前半30分 中央大 18 石丸 裕基 5 羽立 直也
後半0分 中央大 19 古賀 慧 12 工藤 仁志
後半10分 日本大 20 山上 泰輔 9 倉澤 広一
後半22分 日本大 21 中村 誠一 15 吉田 直史
後半22分 中央大 20 佐藤 甚 9 片渕 祐介
後半31分 日本大 19 蓬莱 賢人 6 松島 直司
得点記録
NO. 時間 チーム 記録 得点者 スコア
1 前半8分 日本大 PG 10 松下 馨(1) 3-0
2 前半10分 中央大 PG 15 越村 一隆 3-3
3 前半20分 日本大 T 8 サムエラ・マフィリオ(2) 8-3
4 前半24分 中央大 T 6 大西 浩輔 8-8
5   中央大 G 15 越村 一隆 8-10
6 前半29分 日本大 T 10 松下 馨(2) 13-10
7   日本大 G 10 松下 馨(9) 15-10
8 前半40分 日本大 T 6 松島 直司(1) 20-10
9   日本大 G 10 松下 馨(10) 22-10
10 後半10分 日本大 T 10 松下 馨(3) 25-10
11   日本大 G 10 松下 馨(11) 27-10
12 後半21分 日本大 T 10 松下 馨(4) 34-10
13 後半29分 日本大 PG 10 松下 馨(2) 37-10
14 後半37分 日本大 T 20 山上 泰輔(1) 42-10
15   日本大 G 10 松下 馨(12) 44-10
※得点者の()内は通算回数
通算記録
トライ 得点
1 タウファ・タフィア 4 1 松下 馨 50(4T12G2PG)
1 松下 馨 4 2 タウファ・タフィア 20(4T)
3 サムエラ・マフィリオ 1 3 サムエラ・マフィリオ 10(2T)
3 吉田 直史 1 4 吉田 直史 5(1T)
3 大山 貴弘 1 4 大山 貴弘 5(1T)
3 松島 直司 1 4 松島 直司 5(1T)
3 山上 泰輔 1 4 山上 泰輔  

東海大に完勝しての2連勝、勢いに乗りたいハリケーンズを待ち受けるのは中央大。
ハリケーンズにとってはさんざん辛酸をなめさせられた相手ですが、この難敵に完勝できればいよいよ先が見えてきます。
さて、今日はどんなハリケーンが熊谷に上陸するのでしょうか・・・・。

→320×240px x.xMBをクリックすると動画(RealVideo)を見ることが出来ます。
Realプレイヤーをお持ちでない方は、こちらよりダウンロードしてお楽しみ下さい。

前半(22-10)

開始早々、中央陣に攻め込んだハリケーンズ。しかしノックオンで1回目のチャンスをつぶします。
攻め込んでからのミスというものはハリケーンズファンの皆さんにとっては見慣れた光景だと思いますが、今日の試合ではこの見慣れた光景が頻発。

6分 中央陣深くに攻め込んだ日大は、モールを押し込んでゴール前に迫るもののボールを奪われてトライならず。

この後もハリケーンズは中央陣に攻め込んでもミスが出てチャンスを潰し、完全なシーソーゲームになります。

(1) 前半8分 日大、ゴール右30mPG成功。(3-0)

(2) 前半10分 中央大、右中間30mPG成功。(3-3)

(3) 前半20分 日大は中央陣ゴール前5mのスクラムからサイドアタックを仕掛けたサムエラを核にモールを形成。押し込んで右隅にサムエラがトライ。G失敗。(8-3)
→320×240px 1.4MB

(4) 前半22分 中央大は日大ゴール前10mのラインアウトからモールをじっくり押し込んで右中間にトライ。
→320×240px 2.8MB
(5) G成功。(8-10)

PGを決めればすぐさまPGでお返しされ、モールで決めればすぐさまモールでお返しされる。
中央の気迫がそうさせるのか、それともハリケーンズの甘さがそうさせるのか。
ミスで攻めきれない歯がゆさと中央への苦手意識・恐怖感というものをスタンドのファンは感じていました。
正直、本当にやられてしまうのではないかと思いましたが・・・・。

(6) 前半29分 ハーフウェイライン付近のラインアウトでボールを奪った日大は、すかさず連続攻撃。ラックを次々と連取しながらゴール前に迫ると、ゴール前でボールを受けたSO松下がディフェンスをかわしてゴール裏にトライ。
→320×240px 1.2MB
(7) G成功。(15-10)

繋ぎに繋いだハリケーンズ、ようやくミス無くゴールラインを突破しました。
どうだ中央、さすがにこれはマネできんだろうハッハー!

これで流れが決まるかと思いましたが、やはり次も攻め込んでノックオン。
さらに22mライン付近のスクラムでは、押し込んだもののボールを奪われてしまいます。
ハリケーンズ、この後も殆どの時間を中大陣で過ごしたますが、やはりこんな展開の連続に・・・・。
ここでターンオーバーからトライでもされたら本当に分からなくなってしまう。というか本当にやばい。そういえば中央に負けるときはいつもそんな感じだった気がする。平田倫大に独走された記憶がある。あんときゃ今の4年がまだ1年坊主で・・・などと暗黒の記憶が走馬燈のように駆けめぐった前半終了間際。

(8) 前半40分 中央大ゴール前5mまで迫った日大はラックからオープンに展開。SO松下から飛ばしパスを受けたWTB藤原がゴール前まで前進、FL松島に繋いで松島が左中間にトライ。
(9) G成功。(22-10)
→320×240px 1.2MB

決めるところはきっちり決め、22-10というある意味理想的な点差を付けて辻褄をあわせたハリケーンズ。
やはり今年のチームは違うのか・・・・?後半修正できればいよいよ本物と言えるのだけれど・・・・。

後半(22-0)

後半に入ると、徐々に実力の差が見え始めてきます。
5分に自らあげたパントをチェイスしたCTB金川が中央キャッチャーに突き刺さり、ミスを誘ってボールをキープ。
ラックからFWが細かくボールを繋ぐと、PR有馬が自慢の機動力で大きくゲインしてCTB金川につなぎ、22mライン内側に到達。金川がディフェンスに囲まれると、ここでフォローに入ったのは何とプロップの高橋英明。高橋は惜しくもノックオンを犯してしまいますが、ここは前半のように「ミスで自滅」とは言いたくないところ。
なぜなら金川のパントから始まった一連の流れは、「例年とは違う今年のハリケーンズ」を象徴していると言えるからです。
金川の突き刺さるようなタックル。機動力があり、常に相手FWより先にボールに到達するFW。しかも1列から3列まで誰もがボールを持って走り、パスを送る能力を持っている。
ピンクアンドゴー、サイドアタックで相手FWをはじき飛ばしながら前進する昨年までのFWも確かに魅力的ではありましたが、今年のFWはそれだけではなく、様々な局面で活躍できるだけの能力を、全ての者が持っています。
津田健太朗の「ヘラクレス復活」宣言以来、わずか数年でここまで進化してきたのだからたいしたもの。
ここから先は前半と打って変わり、ハリケーンズが完全にゲームを掌握します。

(10) 後半10分 中大陣22mライン付近のスクラムから攻撃を継続、NO8サムエラのオフロードパスからSH倉澤→SO松下と展開すると、松下がタックルをかわしながら前進、右中間トライ。
(11) G成功。(29-10)
→320×240px 1.4MB

この後も日大は中大陣でプレーを継続。
得点にこそ至らないものの、タックルで、突破力で、機動力で、展開力で完全に中央大を上回り始めます。
そして後半20分。
おそらくほとんどの中央大の選手が「どう戦ってもかなわない相手」と認識し始めたであろうその時、中央大の戦意を削ぎ取る強烈なビッグプレーが生まれます。

(12) 後半20分 中央大は1チャンスをものにして自陣から一気に日大陣ゴール前に到達。ラックから展開しますが、このパスが乱れると日大SO・松下が素早く反応してインターセプト。90m以上を独走して右中間にトライ。G失敗。(34-10)
→320×240px 1.7MB

追いすがる中大FB越村を完全に振り切っての独走トライ。
ピンチにたっても落ち着いていて、すぐにディフェンスラインを形成できているし、なにより常にカウンターの意識を持っている。
特に松下に関しては乱れたパスに反応して独走トライを記録したのが開幕戦に続いて2回目で、その集中力の高さを伺い知ることが出来ます。
ハリケーンズ、本当に変わったんだなぁ。

このトライで試合を完全に決めたハリケーンズは、中大の反撃もきっちりしのいで追加点をあげていきます。

(13) 後半29分 20mゴール右PG成功。(37-10)

(14) 後半37分 中大陣ゴール前5mのマイボールスクラムから、SH山上がタックルを受けながらもスクラムサイドを突いて、右中間にトライ。
→320×240px 1.4MB
(15) G成功。(44-10)

この後しばらくの攻防のあと、ノーサイド。
難敵といえる中央大に完勝して3連勝、ハリケーンズはリーグ唯一の全勝チームとなり、リーグ戦暫定首位に立ちました。


試合後の選手の表情はやや複雑な表情に見えました。
個人的な印象ですが、開幕してから3戦、全ての試合でハリケーンズが完勝しているのに点差がそれほど開いていないような気がします。
選手もコーチも試合終了まで「まだまだいける、まだまだ走れるぞ!」「もう一本とるぞ」と声をあげていますが、殆どの場面で得点を奪えていません。

今年の4年生が2年生だったときを覚えているでしょうか。
法政、関東、東海に残り10分から3連発を喰らって実力差以上の得点差を付けられたことがあります。
真に強いと言えるチームは相手に実力差以上の得点差をつけ、悪い表現で言えば「帳尻を合わせる」ことが出来ます。
今年のチームはそこまで出来る実力を持っていると言えるだけに、そこに至らないのは残念なところです(それとも買いかぶりすぎで、ここまでの試合が出来すぎだったんでしょうか)。

珍しくやや辛口になりましたが、勝てば勝つほど周囲の期待は高まっていくものだし、今年のチームは大人でしかも実力があるのだから、励ましの言葉や変に調子づかせる甘い言葉もそれほど必要ないだろうと思っての率直な感想です。

3戦を消化し、リーグ唯一の全勝チームとなったハリケーンズ。
暫定首位にもたったのだし、そろそろ本当の力を見せつけてもらいたいぞ。

こんなもんじゃない!まだまだいけるぞ!国立に突き進め!

 
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